赤ちゃんとお母さんの「命」を救い、泣いていた人の「涙」を止めたい
現在、和音珈琲オーナーがサポーターとして携わっている
【NPOあおぞら 】
以前、お知らせしたこともあり
ご存知の方も多いかと思います。
見逃した という方は下記をご覧ください。
向井理さん主演映画『僕たちは世界を変えることができない』の著者
葉田甲太さんが代表を務める【NPOあおぞら】では
タンザニア新病院開院プロジェクト
クラウドファンディングを行なっています。
以下、NPOあおぞら クラウドファンディング readyfor 一部抜粋。
今回開院するを予定しているタンザニアのキリンディ県では
保健センターの整備状況は5%以下になっています。
また、近隣に公的な医療施設がなく、徒歩で数時間かけて通う現状が続いています。
妊産婦死亡率が非常に高く、日本の約100倍にもなります。
そして世界では、出産当日に100万人の赤ちゃんが亡くなっています。
しかしながら、基本的な医療サービスがあれば、
そのうち約半数以上のの赤ちゃんを救えると言われています。
新病院開院予定のクウェディボマ地区に住む、あるお母さんは、
2歳の赤ちゃんを亡くしました。
発熱し、病院に受診しようと考えましたが、近隣に公的な医療機関と受診料がなく、
やむを得ず自宅で様子を見ながら、仕事を続けました。
2週間かけて、手に入れたお金で入院しましたが、数日で赤ちゃんは亡くなりました。
私立病院のため、ボランティアとする訳にはいかず、
治療費を払うまで、病院から赤ちゃんのご遺体を持ち帰ることはできませんでした。
― 今回のプロジェクトで、救える命が必ずある。
説明:今回のプロジェクトにより、医療施設へのアクセス、医療技術の質の改善を図ることで、地域住民17,749人、周辺地域住民34,000人(*5)を対象に、妊産婦・ 乳児死亡率の低下、施設分娩率の向上が期待できます。
現地のオーナーシップ、継続性を大切にするために、タンザニア政府が産科病棟・外来棟・手術棟を負担し、ワールド・ビジョン・住民が土地・電気整備・水道整備代を負担し、NPOあおぞらが医療機材・医療教育支援を担うことになりました。
今回皆さまからいただいたご支援は、
2019年12月16日までに、クウェディボマ新病院に導入する、
安全な出産と母子の命を守るために必要な医療機材の購入費に充てさせていただきます。
― なぜ、こういった活動をするのか。
なぜ、日本にも苦しんでいる方がおられる中で、支援するのか。
自分にも家族がいる中で、なぜ活動するのか。
なぜ、1円にもならない、こんな活動を続けるのか。
それは単純に、医師というより、ただ単純に出会った人の家族で、亡くなってしまった命があって、泣いている人がいて、その命を救う、涙を止める科学的な方法を、知っているからです。
行動さえすれば、確実に救える命があります。それらは、世界的にみれば、非常に微力で、諦めることの方が、見てみないふりをすることの方が簡単です。
でも、やっぱり、単純な僕は、行動することが自分の選択なら、救える命があるなら、いろいろな思いがあるけれど、行動をすることにしました。
― 家族を失った方の苦しみを減らすプロジェクト
クウェディボマ地区に住む一人の女の子にも出会いました。彼女はお母さんを、出産の際に出血多量が原因で亡くしました。その女の子は、母親を失う悲しみを味わうのは私で最後にしてほしいと言っていました。
そして、こうも話していました。
悲しい思いをさせないために、看護師になるのが目標だと言っていました。
そして、今回の新病院で働くことが、夢でもあると言っていました。
科学的な視点は、きっと最も大切なことです。
効果的に人の健康や、命を、再現性を持って守るために必須なことです。
ただ、それとは別に、科学的な指標で測れない大切なものがあります。
本プロジェクトを通して、彼女の夢を叶えること、
今同じ時代に生きている人の悲しみを癒やし涙を止め、
命を守りそれらを見た家族の笑顔をつくる、そんなお手伝いもできるかもしれません。
そして、それらは、小さい頃からの僕の夢でもあり、
日本で何かできるのではないかと迷っている誰かの背中を押してくれるかもしれません。
クウェディボマ新病院プロジェクトは、そんなタンザニア政府、住民、医療者、ワールド・ビジョン、NPOあおぞら、日本の方々と一緒に行動することで、5万人の住民の健康、赤ちゃんの笑顔を守り、家族の涙を止めるプロジェクトです。
― 最後に
恥ずかしながら、僕は、小さい頃、ヒーローになりたかったような気がします。
聴診器1本で、村に入り、
人々を救うそんなヒーローのような医療者になりたかったような気がします。
それでも、そんな思いは、持続性の観点から、間違いであると、
大人になって、知りました。
でも、諦めるのではなく、僕は一つのピースとして、たくさんの方にご協力いただきながらみんなで達成できたなら、いろいろな幸せがありますが、それは僕にとって、表現しきれないほど幸せなことです。
お忙しい中、ここまで、読んでくださり、ありがとうございました。
こんな機会を与えてくださったことに感謝いたします。
そして、支援して終わりではなく、
ご支援くださった方に関わって良かったと思っていただけるよう、
どんな形になっても、リターン、報告を含めて、最後まで頑張りたいと思います。
大変恐縮ですが、あたたかいご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
医師 NPO法人あおぞら理事長 葉田甲太
このホームページのアクセス数は1ヶ月平均1200。
この1200人のうちどのくらいの方に届くかは分かりませんが、
無理のない範囲でご協力頂けたら幸いです。
※これにより和音へ金銭が入るということは一切ございませんのでご安心ください。
よろしくお願い致します。